2023/03/16 21:34

 第95回選抜高校野球大会(18日から14日間、甲子園)に出場する慶応(神奈川)の清原勝児内野手(新2年)が16日、兵庫・明石市の明石商高で行った同校との練習試合で、二回に左越えの場外弾を放った。西武、巨人などで活躍した父・清原和博氏(55)が出場した選抜大会の開幕を2日後に控え、高校通算本塁打を11に伸ばした。試合は9−2で逆転勝ちした。

 狙っていた内角直球を迷わずに強振した。0−2の二回無死。清原が初球を捉えた打球は左翼ポール際へ。両翼100メートルの外野後方にある高さ25メートルの防球ネットを軽々と越えた。

 「一球で仕留められました。どんぴしゃで当たって、自分の中でいい感覚で打てました」

 選抜開幕を2日後に控えた最後の練習試合。「5番・三塁」でスタメン出場し、明石商の左腕、羽藤(はとう)翼投手(新3年)から場外弾。逆転勝利への口火を切った。

 練習試合では直近4試合で3本塁打。11日の東海大相模(神奈川)戦で左越えソロ、14日の立命館宇治(京都)戦で左越え3ラン。高校通算本塁打を11本(公式戦2)に伸ばした。

 この日は3打数1安打1打点。対外試合が解禁された今月4日以降の7試合で打率・348(23打数8安打)、3本塁打、10打点と絶好調で本番を迎える。

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https://www.sanspo.com/article/20230316-WZT5K33A3FJXBBPTPYJE7ODDEE/