>>303
翔太の所属事務所はこう説明する。

「松田本人はトラブルではなく、航空会社のかたがたにご説明をしていた、という認識です。
問題なのは、そのガソリンバーナーが新品かどうかを証明するものも手段もないことです。
これは松田だけでなく多くの人が困る問題だと思います。

 飛行機の遅延についても、松田はこのガソリンバーナーが機内に持ち込めるものだと丁寧に説明をし、
航空会社も確認をしていたため、時間がかかったのだと思います。結果的に松田は飛行機に乗れず、
何本か便を遅らせてようやく出発できました。後日、航空会社からはガソリンバーナーが返却されたと聞いております」

 翔太にしてみれば、自分に落ち度はないといった思いなのだろう。これから雪山に行くのなら、ガソリンバーナーを
携帯できないのは大打撃。抗議したくなる気持ちも理解できなくはない。一方、航空会社としては多くの乗客の命を預かる以上、
どんな小さなリスクも見逃せない。万が一があってはいけないからだ。

 コロナ禍でマスクの着用をめぐって大学職員と客室乗務員が口論になり、大学職員が逮捕された事件は記憶に新しい。
いずれにせよ、飛行機に乗る以上は航空会社に従うべきというのが大勢の意見ではないだろうか。