【AFP=時事】サッカー元女子日本代表FWの永里優季(Yuki Nagasato)は24日、W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)の開幕が5か月後に迫る中で、先日米国で行われた国際親善大会シービリーブス・カップ(2023 SheBelieves Cup)が日本で生中継されなかったことについて、日本サッカー協会(JFA)の怠慢だと批判した。

 なでしこジャパンの一員として2011年のW杯ドイツ大会(FIFA Women's World Cup 2011)で優勝を果たした永里は、自身のウェブサイトで英語の投稿を行い、JFAが女子サッカーの維持、向上のために「この12年間何もしてこなかった」ため、シービリーブス・カップの生中継がなかったと主張。「私たちはW杯で優勝したにもかかわらず、競技の普及活動が足りなかったり、日本での試合開催が不足したりしている状況を目の当たりにしている」とつづった。

 また、「誤解しないでもらいたいのは、これは今回だけの問題ではないということ。さまざまな不足が積み重なってきた。これは彼らが私たちにしてきたことの結果」とし、JFAの「サポート不足」を指摘した。

 2012年ロンドン五輪と2015年W杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)でも準優勝を果たした女子日本代表。その待遇をめぐっては、2012年にも当時スター選手だった澤穂希(Homare Sawa)が、ロンドン五輪に向かう飛行機の座席について、男子チームがビジネスクラスだったのに対し、女子チームはエコノミークラスだったとしてJFAを批判した。

 現在35歳の永里は日本代表で132試合に出場し、58ゴールを記録。現在は米ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のシカゴ・レッドスターズ(Chicago Red Stars)でプレーしている。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/af778ca2d0be04e3a912e1930587cb174278068c

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