Jリーグの野々村芳和チェアマン(50)が22日、理事会後に会見を行い、開幕節の地上波中継がおおむね好調だったことを明かした。

 17~19日にかけて行われた開幕節で、J1とJ2計20試合のうち15試合をそれぞれの地域で地上波放送。セレッソ大阪-アルビレックス新潟戦は世帯視聴率14・7%を記録するなど、視聴率10%を超える地域も多かった。

 「東京にいるとサッカーを見にくい環境かもしれないが、それぞれの地域のクラブにおいては、応援する環境は出来ていた」と手応え。「全試合で地上波中継は契約の関係もあって難しいが、有料放送とバランスを取りながら、
多くの人に地域のJリーグをどう届けていくかは、引き続きやっていきたい」。これからも地上波でより露出できる形を模索していく。

 またJ1の開幕節の観客数は昨季に比べて157%増。J2も1万人を超えたスタジアムが4会場あったという。今季から収容人数100%での声出し応援が可能となったこともあり「コロナ前に戻るような手応えは各クラブ持っているんじゃないかなと思う」と話した。

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