斉藤貴志芸能ライター/編集者
2/19(日) 12:30
『ラブライブ!』シリーズ抜擢の元乃木坂46・佐々木琴子(公式Twitterより)
元乃木坂46で声優に転じた佐々木琴子が、『ラブライブ!』シリーズの新プロジェクトのキャストに抜擢された。アイドルグループのブームが起きてから10数年、セカンドキャリアとして声優を目指した元メンバーは少なくないが、その後の活動は成功しているか?

キャストに歌やダンスも求められる潮流の中で
 アイドルから声優への転身といえば、ベテラン勢では『タッチ』で浅倉南を演じた日のり子が知られている。子役から松田聖子と同じ1980年にアイドル歌手としてデビューしたが伸び悩み、1984年に声優デビュー。翌年に演技経験が少ないまま、浅倉南役にオーディションで選ばれた。

 以後も『となりのトトロ』のサツキや『らんま1/2』の天道あかねなど数々の作品でメインキャストを務め、還暦を迎えた現在に至るまで一線で活躍を続けている。

 1990年代半ばの声優ブームの頃からは、元レモンエンジェルの櫻井智(『マクロス7』ミレーヌほか)、セイントフォーの後期メンバーだった岩男潤子(『カードキャプターさくら』大道寺知世ほか)、テクノアイドルの先駆けの個性派・宍戸留美(『ご近所物語』幸田実果子ほか)、元オーロラ5人娘の千葉千恵巳(『おジャ魔女どれみ』春風どれみほか)らが、声優として成功を収めた。

 2000年代半ばからは、『アイドルマスター』や『ラブライブ!』シリーズなどアイドルを題材にしたゲームやアニメが増えていく。演じる声優たち自身がライブほかアイドル活動を行うことが、ひとつの潮流に。声優オーディションの課題にダンスや歌が組み込まれることも、珍しくなくなった。

 そうなると一見、実際にこうした活動をしてきた元アイドルたちが、声優界でより活躍できる状況が生まれているようにも思えた。

全文はソースでご確認ください。

https://news.yahoo.co.jp/byline/saitotakashi/20230219-00337501

https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/saitotakashi/00337501/title-1676525027347.jpeg?exp=10800