2/19(日) 11:33配信
スポニチアネックス

 俳優の鈴木亮平(39)が19日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。作家でエッセイストの阿川佐和子さん(69)、宮沢氷魚(28)と対談した。

 3人は、10日に公開された映画「エゴイスト」(監督松永大司)で共演している。

 中学時代から俳優を志していたという鈴木。「フィクションの世界が好きで。お芝居してる時が一番実感があるんです。見るのが好きというより、そっちの世界に行きたい!って」と当時の心境を回想。

 阿川さんから「学生時代、プロの世界に入りたくて50社くらい事務所とかプロダクションに俳優なんですけどって電話したって聞いて。すごい積極的だなって」と振られ、「やりたいと思ったら動いちゃうんです。もちろん恥ずかしさや迷いもあります。断られたら傷つくじゃないですか…」と、葛藤を抱えながらも、なりふり構わず売り込みに行っていた。

 「だいたい、まず原付でその制作会社とか事務所の下まで行くんですよ、直接。それで電話するんです。前もって電話すると断られちゃうから、今、下にいるんですけどって電話すると、じゃあ一回上がってきてっていうのがたまにあるんです」と秘策を披露。

 「言葉をかけてくれるだけで優しい人ですから。やっぱり大東京恐るべしというか…こんな街で、自分はやってけないし。外見も良くないし、才能もないし…っていう思いを必死で押さえつけて、言い聞かせて。何十年後にはこういう場でエピソードを話してるはずだと」と自らを鼓舞していたといい、本当に叶えた姿に「すごい」と声が上がった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bbbb7938368a0ab28c1e42f54abf4b642c4229f1