キムタクvs福山雅治 4月期ドラマ“頂上決戦”勝つのはどっち? 過去の戦績は五分五分


今年4月期の連続ドラマ2本を巡って芸能関係者がザワついている。
“共演絶対NG”と囁かれている木村拓哉(50)と福山雅治(54)が正面から激突するからだ。


木村はフジテレビ系“月9ドラマ”「風間公親-教場0-」に出演。
福山の方はまだ正式に情報解禁されていないが、「週刊文春」によればTBS系日曜劇場で盲目のFBIプロファイラーを演じるという。

放送の曜日や時間がかぶらないとはいえ、同じ4月期の連ドラ主演のため、人気者同士の頂上決戦に熱い視線が注がれている。

「『教場』の続編が連ドラになるという噂は昨年春から関係者の間で囁かれていました。そして昨年10月末に『週刊文春』が、TBS系日曜劇場での福山主演と相棒役に大泉洋という企画をすっぱ抜きました」(テレビ関係者)


さて、このガチンコ勝負の行方を占ってみよう。2人の直接対決の前哨戦と位置付けられているのが、近々の映画の興行収入の比較だ。
木村の「THE LEGEND & BUTTERFLY」は最終的に興収35億円前後にとどまると予想されているが、福山の昨年9月公開「沈黙のパレード」は30億円超だった。

「数字だけ比べると木村さんが上に見えるが、莫大な宣伝費を考えれば、純利は福山さんの方が上かもしれません」(映画関係者)


では視聴率はどうか? 木村は昨年4月期「未来への10カウント」(テレビ朝日系)で苦戦しながらも平均視聴率は11%近い数字を記録した。
福山の連ドラ出演は19年4月期のTBS系日曜劇場「集団左遷!!」で、10%を辛うじて超えた。こちらも接戦だったといえる。


■ガッキーの強力援軍も加わる「教場」

「今回のおふたりの勝負の行方を占う上でポイントになるのは、木村さんが純粋な新作ではなく、評判が高かった単発ドラマ『教場』の続編を選択したことでしょう。20年、21年の新春の特別ドラマが好評だった『教場』が4月期のプロローグのような役割を果たし、視聴者の気持ちがすんなりと感情移入できるのではないかと解釈できます。しかも新垣結衣さんが、木村さんと今作で初共演を果たし、シングルマザーの新人刑事役を演じるというから、かなり強力な援軍です。対して福山さんも、ドラマ業界では失敗しにくいといわれている“警察もの”。しかもバディーを組むのは視聴者の間で“最も好感度が高い”といわれ、プライベートでも仲のいいところをうかがわせている大泉洋さん。両ドラマとも死角を探すのも至難の業です」(テレビ関係者)


筆者が今あえて判定を下すとすれば、“3部作”仕立ての「教場0」に分があると予想する。
木村が3部作で視聴者に本当に見せたかったのは今回の「教場0」だったのではないかと思うし、新垣との初共演も大きなプラス。
映画のプロモーションがあるのに、クランクインが4カ月以上も前だったことからもキムタクの本気度がうかがえる。

予想はあくまで現時点でのもの。両雄の勝敗の行方とは関係なくドラマを純粋に楽しみたい視聴者も多そうだ。


https://news.yahoo.co.jp/articles/fa1d14ca389e557692bb05f3dd9092d2c05925c0