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嫌い3位のMatt(28)は、若年層からは支持されるものの、桑田真澄を知る世代からは、独特の美意識に戸惑いの声が。

嫌い4位の長嶋一茂(57)は、好き3位にもランクイン。

「『二世は堂々としていればいいんですよ』『親のスネをかじって何が悪いの』といった発言など、達観している部分があって、逆にすがすがしいです」(菊池さん)

嫌い5位、6位にランキングされたのは、Koki,(19)とCocomi(21)姉妹だ。

「ブルガリやシャネルのアンバサダーをつとめるなど、やることが一流すぎるので、嫉妬もされやすい。先にメディア露出が先行した妹を、プロのフルート奏者として『紅白歌合戦』などで活躍した姉が追いかけている構図なのではないでしょうか」(桧山さん)

対して好きな二世タレントの1位は杏(36)。

「『渡辺杏』としなかったことからも、父親の力は借りないという気概を感じられます」(桧山さん)

そういった意味では、好き4位の仲野太賀(29)も、二世色を払拭するために、以前は「太賀」という芸名で活動。確かな演技力が認められ、今では“親超え”を果たしたとの声もある。

気になるところは、先日、兄弟そろって結婚を発表した新田真剣佑(26)(好き7位)と眞栄田郷敦(23)(好き8位)。

「郷敦はドラマ『エルピス』で俳優として覚醒した感があります。さらに高校時代は吹奏楽部で、芸大に行きたかったけど落ちたという“イケてない”エピソードも好感が持てるところ」(桧山さん)

対する真剣佑は、非の打ちどころのないイケメンだが、好きだけでなく嫌いランキングのトップ10にもイン。過去の女性問題や金銭トラブルを、真偽不明ながらガーシー氏に暴露されたことが尾を引いているようだ。

「人気の面で、弟の猛追をかわすことは難しいのでは」(桧山さん)

二世タレントは、自分の力で“親の七光り”よりもまぶしく輝く必要があるのだ。

「女性自身」2023年2月14日号

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