巨人選手が「キーマン」になるかもしれない。
 1月26日、野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督が、ワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)に
出場する全30選手を正式に発表した。去る6日に12選手を先行発表し、「残り18選手」も“露呈”していたので
“サプライズ”はなかった。

 「今回の代表メンバーの平均年齢は26・3歳。歴代最年少です。投手陣に至っては、24・9歳。栗山監督は
意識して若い選手を呼んだのではないと話していましたが」(球界関係者)

 栗山監督は“30人目の選手”を投手にするか、野手を選んで備えるかで迷ったと言う。「先発タイプのピッチャー」を
厚くした第1回大会でのメンバー編成をモデルケースにしたそうだが、それによって、“弱点”も抱えてしまった。
 「30人中ピッチャーが15人。外野手は5人で、内野も二遊間が手薄です。ショートのバックアップ要員は中野拓夢
(阪神)だけかも」(ベテラン記者)
 外野手で選ばれたのは、鈴木誠也(カブス)、吉田正尚(レッドソックス)、ラーズ・ヌートバー(カージナルス)
近藤健介(ソフトバンク)、周東佑京(ソフトバンク)の5人。「日本人メジャーリーガーはいつから試合に出られるのか?」
とNPBがMLB機構や大会主催者に確認しているものの、いまだ正式な回答が来ていない。
 万が一、「決勝ラウンドから出場可能」と回答された場合、“正規外野手”は近藤と周東の2人だけになってしまう。
 「決勝ラウンドまで日本人メジャーリーガーが試合に出られない場合は、巨人・岡本和真に外野を守ってもらいます。
一塁の守備に就く可能性はすでに伝えてありますが」(前出・球界関係者)
 また、今大会で「重責」を担うことになりそうなのが、巨人・大勢だ。
 栗山監督は大勢の剛球とフォークボールを「初見では打てない」とし、「走者を背負った場面で投入できる」と見ている。
大勢の登板は全て「イニングの途中」、それも「走者を背負ったピンチで」となりそうだ。
 「巨人とヤクルトが最大の4選手ずつを派遣することになりました。近年、巨人から代表入りする選手数が少なかったので
ちょっと驚きました」(前出・同)
 最大の不安材料はチームリーダーがいないこと。栗山監督もまだ決めかねているようだ。

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リアルライブ 2023年01月27日 11時00分
https://npn.co.jp/article/detail/200027034