2023年となり欧州主要リーグの冬の移籍市場が開幕した。

Jリーグは春秋制ということもあり、これまで多くの日本人選手が冬の移籍市場で海外移籍を果たしている。

その一方で欧州のチームはシーズン途中なため適応に苦しむケースも多い。

今回は、冬の海外移籍で失敗した日本人選手を紹介する。

MF:井手口陽介(いでぐち・ようすけ) 生年月日:1996年8月23日 移籍先:ガンバ大阪→セルティック(スコットランド)

移籍日:2012年1月1日
移籍金:76万ユーロ(約0.9億円)

ロシアワールドカップ出場がかかったオーストラリア代表とのワールドカップ最終予選で豪快なミドルシュートを決めて、
日本代表を本大会出場に導いた井手口陽介だが、
その後挑戦した2度の海外移籍はいずれも上手くはいっていない。

リーズ・ユナイテッドへの移籍が失敗に終わり、初の海外挑戦から1ヶ月半が経過した19年夏にガンバ大阪に復帰。
Jリーグで再び結果を残し、2022年の冬の移籍市場でかつて横浜F・マリノスを率いた経験があり、
Jリーガーのことを熟知しているアンジェ・ポステコグルー率いるセルティックに完全移籍した。

同時期に加入した旗手怜央と前田大然がチームの主力で活躍する中、
井手口は現在まで公式戦6試合にしか出場することができていない。
怪我の影響も出場機会を掴めていない理由だが、ポステコグルー監督の中で他の選手よりも序列が低く、2022/23シーズンに至っては1試合も出場していない。
これからこの状況を好転させるにはハードルがかなり高く、2度目の海外移籍も失敗と言わざるを得ない

https://news.yahoo.co.jp/articles/00c575db2b66040450498e9790ad1e58f2c1b23a
1/12(木) 20:50配信