エヴリシング・バット・ザ・ガール、24年ぶりの新作のリリースを発表&新曲“Nothing Left To Lose”が公開
2023.1.10 火曜日 NME Japan
https://nme-jp.com/news/124581/
Edward Bishop
https://nme-jp.com/nmesite/wp-content/uploads/2023/01/everything_but_the_girl_2023_Edward_Bishop-720x457.jpg

●Everything But The Girl - Nothing Left To Lose
https://www.youtube.com/watch?v=M6QKZJeK-5w


エヴリシング・バット・ザ・ガールは24年ぶりとなるニュー・アルバム『フューズ』を4月21日にリリースすることを発表している。

トレイシー・ソーンとベン・ワットの夫婦によるエヴリシング・バット・ザ・ガールは解散を発表したことはなかったが、1999年発表の『テンパラメンタル』以来、アルバムをリリースしていなかった。(※中略)

10曲を収録されたアルバムからは最初の楽曲として“Nothing Left To Lose”が公開されている。ミュージック・ビデオはチャーリー・ディ・ピカディオが監督している。

バンドの再出発とニュー・アルバムについてトレイシー・ソーンは次のように語っている。「皮肉なことに、2021年3月にレコーディングをスタートしたとき、このニュー・アルバムの完成されたサウンドについて、あまり関心事がなかったの。もちろん『待望のカムバック』といったプレッシャーは承知していたから、その代わりにあらかじめ方向性を決めないで、思いつきを受け入れる、オープンマインドな遊び心の精神で始めようとしたのね」

ベン・ワットは次のように続けている。「エキサイティングだったね。自然なダイナミズムが生まれたんだ。私たちは短い言葉で話し、少し顔を見合わせ、本能的に共同作曲をした。それは、私たち2人の自己の総和以上のものになった。それだけでエヴリシング・バット・ザ・ガールになったんだ」

「プロとして長い間離れていた後、スタジオでは摩擦と自然な火花の両方があった」とトレイシー・ソーンは語っている。「私たちがどんなに控えめにしていても、それは導火線に火がついたようなものだった。そして、それは一種の合体、感情の融合で終わった。とてもリアルで生きている感じがしたわ」

新作のトラックリストは以下の通り。

Nothing Left To Lose
Run a Red Light
Caution to the Wind
When You Mess Up
Time and Time Again
No One Knows We’re Dancing
Lost
Forever
Interior Space
Karaoke

(おわり)