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米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・投手」で先発。10勝目こそ逃したが、7回5安打1失点、10奪三振の力投を披露した。今季の活躍はMVP最有力候補とされているが、メジャー通算219勝の伝説の右腕は意外な点に注目し、議論の余地ありと持論を展開している。

大谷のMVP受賞に待ったをかけた。米放送局「MLBネットワーク」の番組に出演し、意見を述べたのはペドロ・マルティネス氏だった。レッドソックスなどでプレーし、サイ・ヤング賞3度。通算219勝を記録している名手は、大谷のMVP受賞について「理解できる」「150奪三振は偉大なことだ」としながらも、「でもオオタニは何度フィールドに出ただろう」とあるスタッツに注目した。

マルティネス氏は両者が守備に就いたイニング数に着目。「1000イニングプレーするのは結構凄いことだよね」と、内野手として1101.2イニングに出場しているゲレーロJr.を評価。投手と右翼手合わせて137.2イニングに出場している大谷と比較し「ゲレーロは誰が相手でも守備、打席で違いを作っている」と語った。