「記事で死にたいと思った」俳優・山本裕典さんが裁判で問いかける メディアとヤフーニュースの責任 - 弁護士ドットコム
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塚田賢慎 2023年01月04日 10時38分

俳優の山本裕典さんが、自身について書かれた記事は名誉毀損だとして、新聞社を訴えて裁判を起こしている。ただ、記事の配信先である「ヤフーニュース」を運営するヤフーもあわせて被告としており、日本最大級のニュースプラットフォームの責任を問う性格も持つものだ。

山本さんは2022年10月の本人尋問で、公開された記事、配信された記事によって、誹謗中傷を受け、自死まで考えたとして「死にたいと思うくらい追い詰められました。私は記事を掲載し、そしてそれをさらに配信し、拡散した被告らを本当に許せません」と涙ながらに話した。

記事を書いた東京スポーツ側と、配信先のヤフー側は、記事が名誉毀損にあたらないとして、請求棄却をもとめている。また、ヤフーは国民の知る権利と個人の権利侵害との調整の中、適切な対応をとっているとの考えを示し、配信された記事の責任を負うものではないと反論した。

裁判は2022年12月21日に弁論終結し、今年3月に判決が言い渡される予定だ。(編集部・塚田賢慎)

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