1/4(水) 19:50配信

キャスターの辛坊治郎が1月4日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。昨年の大みそかに放送された「第73回NHK紅白歌合戦」の視聴率が過去2番目の低さだったことについて、「長期低迷傾向に歯止めがかからない。日本の年末の風景が変わりつつある」と指摘した。

昨年の大みそかに放送された「第73回NHK紅白歌合戦」の第2部の平均世帯視聴率が関東地区で35.3%だったことが、ビデオリサーチの調べで分かった。また、裏番組としてテレビ朝日系で放送された「ザワつく!大晦日 一茂良純ちさ子の会」が11.2%を記録し、2年連続の民放1位だった。

辛坊)紅白歌合戦の視聴率は2021年が過去最低の34.3%だったので、22年は1%増えました。とはいえ、22年は過去2番目の低さであり、しかも1%増は誤差の範囲内ですから、長期低迷傾向に歯止めがかかっていないということですね。

直近の視聴率で最も高かったのは1984年の78.1%です。都はるみさんのラストステージのときです。これ以降、80年代後半にかけて視聴率は顕著に下がっていき、89年には47.0%まで落ち込んでいます。

今どき、家族全員で1つの番組を年末に見るという時代ではなくなったと言ってしまえばそれまでなのですが、日本の年末風景が変わりつつありますね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7a983db0672971fa69134659b6d05bcb4bdea0b3