0001ニーニーφ ★
2022/12/28(水) 19:52:02.56ID:1ugPp/Uz9有働由美子キャスター
「インフルエンサーだという人の、あるインスタグラムの投稿を見てみます。バストアップのサプリメントだと写真を載せて『無添加で嫌なにおいもないしとても飲みやすい』と書き込んでいます。ただこれは、商品の販売会社の依頼でした」
「このように、広告と明らかにせずに商品の宣伝などを行うことを、ステルスマーケティング(ステマ)と言います。その規制に、消費者庁が初めて乗り出すといいます」
小野高弘・日本テレビ解説委員
「私たちの周りに、結構ステマはあるようです」
「グルメサイトで好意的な口コミが並んでいると思ったら、裏で店がお金を渡していた。商品を絶賛する口コミが目に飛び込んできたが、メーカーが個人になりすましていた。専門家が公平な立場で商品の意見を述べているかと思ったら、報酬を受け取っていた…」
有働キャスター
「パッと見たら分からず、度が過ぎると『あ、これステマかな』と疑うかどうかという感覚です」
小野委員
「そこを巧みに突いてきます。そのためアメリカでは、ステマを『人の目をごまかしてだますような行為』として禁止しています。広告だと分かっていれば、ある程度誇張も含まれているだろうなと考えて商品を選べます」
「ただ広告だと知らないと、口コミや専門家のお墨付きがストレートに響いてきます。合理的な選択ができなくなることに問題があります」
有働キャスター
「今、ステマは増えている感じがします」
小野委員
「企業にとって効果が大きいようです。消費者庁の調査によると、広告代理店の担当者は『広告だと表示しない方が売り上げが20%確実に増える体感がある』『インフルエンサーに依頼すると、売り上げランキングが一気に20位上がることもある』と話しています」
有働キャスター
「それでインフルエンサー頼みになってしまうということですか…」
小野委員
「インフルエンサー300人に消費者庁が調査をしたら、41%がステマを依頼された経験があり、そのうち45%が実際に依頼を受けていました」
有働キャスター
「多いですね」
小野委員
「こうした実態も踏まえ、消費者庁は今後、企業などが関与していながら『広告』や『PR』といった文言を明示していないステマがあれば、規制の対象にする方針です。対象はあくまで広告の依頼主で、書き込みをする方ではありません」
https://news.yahoo.co.jp/articles/47ba00ab2a5fda31155737a973fc0fa6167bdd98
12/28(水)日テレNEWS