2022年12月24日 5時0分スポーツ報知 # 芸能
ジャニーズ事務所を退所後、初のディナーショーを行った近藤真彦

 歌手の近藤真彦(58)が23日、北海道・フォーポイントバイシェラトン函館でディナーショーツアーを開催した。21年にジャニーズ事務所を退所してから、初のディナーショーツアー。スポーツ報知などの取材に応じた近藤は、芸能界の先輩として、10月31日にジャニーズ事務所を退社した滝沢秀明氏(40)にもエールを送った。

 コロナ禍で止まっていた時が動きだした。毎年恒例となっていたディナーショーだったが、2020年はコロナ禍で中止。21年はジャニーズ退所後のリスタートを切るため、ライブツアーに専念しており、機会に恵まれなかった。近藤は「ファンと一番近くで交流できるのがディナーショー。コロナ禍で開催できなかった分の鬱憤(うっぷん)を爆発させました」

ステージで熱唱するマッチ

 「NEWマッチを見せる」と意気込んだ3年ぶりの“リベンジマッチ”には、函館で開催されるディナーショーとしては最大規模の250人のファンが会場に集結。初の試みとして、客席から登場し、代表曲「愚か者」や、歌手・北島三郎の「函館の女」をこぶしをきかせて歌唱するなど15曲を熱唱した。

 近藤は「ジャニーズという後ろ盾がなくなり、お客さんにいつまでも応援してもらわないといけなくなり、責任感が増えた。甘えがなくなったね」と語る。

 あえて厳しい環境に身を置くのは、滝沢氏も同じだ。先輩として近藤は「しがらみもあるし、(退社したくなる)気持ちも分からないでもないから、頑張ってほしい。実はタッキーに連絡はした。思いっきり元気でした」と明かしつつ、「自分もライブが一段落つく来春から、新しい挑戦を始めたい。歌舞伎の演出? それは絶対にないね! 音楽活動を中心に動いていくよ」と構想を練っていた。

https://hochi.news/articles/20221223-OHT1T51200.html?page=1

https://hochi.news/images/2022/12/23/20221223-OHT1I51310-L.jpg