アジカンメンバーと音楽関係者が選ぶ2022年のベストアルバム
2022年12月23日 18:00 326 3 音楽ナタリー編集部
https://natalie.mu/music/news/506429


ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文(Vo, G)が主宰するレーベルonly in dreamsのオフィシャルサイトで、年末恒例のコメント企画「2022年ベストアルバム」が公開された。

この企画には後藤のほか、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのメンバーである喜多建介(G, Vo)、山田貴洋(B, Vo)、伊地知潔(Dr)や、彼らと関わりの深いミュージシャン、カメラマン、イラストレーターなどが参加。それぞれが2022年のベストアルバムをコメントとともに発表する。なおセレクターは今後も順次追加されていく。

◆「2022年ベストアルバム」参加者

ASIAN KUNG-FU GENERATION / 井上陽介(Subtle Control、Turntable Films)、SOFTTOUCH / クボタマサヒコ(kuh) / 小森誠(LINK) / George(MOP of HEAD) / 菊池拓馬(Mop of Head、GANZ HASE) / GuruConnect(skillkills) / 岩本岳士 / meiyo / 井上惇志(showmore) / つやちゃん / MITCH IKEDA / 保坂壮彦 / 加倉伸也 / 谷口朱美 / 角田陽一郎 / 金井淳 / ダイマツシュンスケ / shimizu

2022年ベストアルバム | only in dreams
https://www.onlyindreams.com/interview/2022best/

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The Best Albums of 2022
■■■ 後藤 正文 (ASIAN KUNG-FU GENERATION)
https://www.onlyindreams.com/interview/2022best/akg-gotch.html


●「Mr. Morale & The Big Steppers」 - Kendrick Lamar
若かりしボブ・ディランを生身で体験できなかった僕たちには、ケンドリック・ラマーがいる。とはいえ、ちゃんと捕まえられているのかもわからない、巨大な存在と作品。

●「Meet The Moonlight」 - Jack Johnson
ブレイク・ミルズが手がけた全く新しいジャック・ジョンソン。ギターの音色だけで昇天してしまいそうな、豊かな音像。

●「Dragon New Warm Mountain I Believe In You」 - Big Thief
来日公演が素晴らしかった。オーセンティックなフォークやカントリーミュージックと形骸化していないパンクやオルタナティブが最高のかたちで衝突してる。

●「Betsu No Jikan」 - 岡田拓郎
思索と実験。言葉を多用しなくても、彼のなかに蓄積された文学的な言語や音楽的な言語がどれほど豊かで底知れないのかを感じさせてくれる傑作。

●「God Saves The Animals」 - Alex G
Runnerの一節を聴いただけで、自分がこの世に生まれたことを祝いたくなる。どこまでもクソな世の中にだって、私たちらしい光やフィーリングがある。

●「Untidy Soul」 - Samm Henshaw
Broke、そしてChurch。待ちに待ったSamm Henshawのアルバムにはどちらの曲も入ってなかった。仏教徒にも届く最高の包容力、ハーモニーとフィールとテクスチャー。

●「NIA」 - 中村佳穂
結婚式の車が空き缶の代わりに、言葉を転がして走っていく感じ。音楽がまるごと、すべてを引き連れて、中村佳穂のかたちをして駆け抜けている。

●「Wet Leg」 - Wet Leg
何千回も聴いた、あの感じ。手を替え品を替え、いつも誰かがやっているあれ。でも、それだって違いを見せてくれる人たちが続くから、音楽は一生飽きない。

●「A Light for Attracting Attention」 - The Smile
You Will Never Work In Television Againを聴いて、衝動的にシンプルな構成のロックバンドをやりたいと思った。いつもやってるやん、自分っていう。やっぱりナイジェル・ゴドリッチってすご

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)