サッカー元日本代表の本田圭佑(36)が23日、カタールW杯で解説を務めたインターネットテレビ局「ABEMA」の「本田圭佑が見る『FIFAワールドカップ決勝』~世界中が熱狂する至高の戦い~」に出演した。
番組では決勝で解説を務めた本田の1日に密着。
スタジアムに向かう車の中でのインタビューで本田は「W杯への熱、高まりましたね。
1番感じたもん、改めてW杯いいなって。めちゃいい。全くサッカーに関係ない人、普段Jリーグを見ない人、チャンピオンズリーグを見ない人、欧州のサッカーに興味が無い人でさえ、W杯みてる。偉大よ。
やっぱりサッカー史上最高のコンテンツよね」と、改めて4年に一度の祭典の大きさを実感したことを明かした。

「さん付け」や、的確な分析、「ななふぅん」や「雑い」など本田語録でも大きな話題を呼んだ本田の解説。

意識していたことを問われると、「自然に自分らしく感じ取っていることをできるだけ伝えることを優先してやったのがまず1つ」とし、
「もう1つはサッカーの専門家なので、サッカーのことを厳しく見過ぎたら、日本のことをボロクソ言っちゃう可能性がある。

いわゆる感情移入のところで、終始日本人・日本のサポーターとして解説をしてるので、日本の肩を持ちながら徹底的にやるということも意識しました」と、率直に明かした。
「自分の言いたかったことをどれぐらい言えたかというと、7割ぐらいしか言えてない。
3割を言っちゃうと、たぶんもう鬼批判。3割の批判はサッカー専門家としての自分の考えなので、これは日本のサポーターには関係のないことなので、そんな専門的なことどちらでもええと。
それは封じておいた」とし、「まさか自分が解説をやるとは思っていなかった。いざやってみて、
ポジティブに気持ちを切り替えて解説に挑んだわけですけど、なんでも前向きにやってみると、それなりに楽しいことがあると改めて感じさせてもらった」と、振り返った。

12/23(金) 23:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/c050ce7ddd9c3c250d72942f8431a4229c3bed57