トッテナムは、アントニオ・コンテ監督との契約延長を目指しているようだ。
20日、イギリス紙『テレグラフ』が報じた。
現在53歳のコンテ監督は、ユヴェントス、イタリア代表、チェルシー、インテルなどでの指揮を経て、2021年11月にトッテナムの監督に就任。
昨季はクラブに3シーズンぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)出場権をもたらした。
今季はプレミアリーグの15試合を消化した時点でCL出場権内の4位につけ、CLでもグループステージ首位通過を果たした。
コンテ監督との現行契約は2023年夏までとなっているが、クラブ側がさらに12カ月延長できるオプションを持っている。
それでも、トッテナムはこれまでの働きに報いるため、同監督に年俸100万ポンド(約1億6000万円)昇給の新契約を用意している模様。
なお、現在の年俸はおよそ1500万ポンド(約24億円)だという。
ただ、コンテ監督が新契約にサインするかは不明だ。
同監督が最も重視しているのは、クラブが自身のリクエストに応じる補強を継続して行ってくれるかどうか。
また、イタリアに残した家族の意向も考慮しなければならない。
そのため、「クラブの全面的なバックアップを得ていると確信するまで、イタリア人指揮官が新契約の締結を急ぐことはない」と『テレグラフ』紙は予想している。
今夏の移籍市場でコンテ監督の望むままに大型補強を行ったトッテナムは、来年1月の移籍市場でも最大2人の選手を獲得する用意があるという。
コンテ監督が求めているのは、実力のあるDFとクリエイティブなMF。
“スパーズ”はリクエスト通りの補強を行い、コンテ監督との信頼関係を強化できるのだろうか。

12/20(火) 20:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/72d4f125b5a809e0175fda33d3faaf792eeb41a5