中谷 直登 2022.12.8 11:31

ガル・ガドット主演の映画『ワンダーウーマン』シリーズ第3作の製作が中止となることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じた。

現在DCユニバースは、ジェームズ・ガンとピーター・サフランによる「DCスタジオ」新体制のもとで戦略立案の最中にある。『ワンダーウーマン3』の企画は前進せず、「現在の姿のまま死んだ」とThe Hollywood Reporterは伝えている。その直後、米Deadlineも「中止になったとの確認が取れた」と報じている。

パティ・ジェンキンス監督による『ワンダーウーマン』は2017年に第1作が公開。当時希少だった女性単独ヒーローの大予算映画として好評を博し、記録的な興行収入をあげた。2020年には続編『ワンダーウーマン 1984』が公開されたが、新型コロナウイルスのパンデミックが直撃し、最終的な全世界興収は前作の2割程度となった。

既に3作目の製作準備は水面下で進められており、2022年10月にはジェンキンス監督が脚本初稿を書き終えたことを報告。2023年にも撮影が始められるものと見られていた。

https://theriver.jp/wonder-woman-3-not-moving-forward/