サッカー元日本代表の内田篤人氏(34)が6日、テレビ朝日系「報道ステーション」にFIFAワールドカップ(W杯)が開かれているカタール・ドーハから生出演。決勝トーナメント1回戦で日本がPK戦の末、クロアチアに1―3で敗れた試合を振り返った。

 内田氏は「ヨーロッパの監督からすると、ヨーロッパはPKで決着がつく大会が多いので、1年間の準備期間があれば“1000本PKの練習してこい”って言う監督もいるぐらいですから。そういう準備が結果につながるのかなという気もします」とPK練習の大切さを説いた。

 日本代表の今大会の躍進に「W杯が始まる前は日本の本当の立ち位置がわかるんじゃないかなと思いました。Jリーグができて30年。いろいろ経験してきた中でドイツやスペインに勝利したのは非常に評価できる。素晴らしい成果」と称賛した。

 ただ、「選手の意見としては、このスタイルが日本のこの先の方向性を決めるスタイルなのかな?僕たちがやりたいサッカーって何なのかな。これは強いチームに対してしっかり守ってカウンター。それは日本のやりたいことなのかなっていう声も選手の中では聞こえてきた」と、選手たちの声を明かした。

 そういった声も踏まえて「日本のスタイルっていうのは試行錯誤しながら決まっていくのかなって思いました」と語った。

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