FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会に出場した日本代表MF久保建英(21=レアル・ソシエダード)が6日、23年パリ五輪出場に意欲を示した。
 久保は体調不良のため、5日の決勝トーナメント1回戦クロアチア戦でベンチ外となり欠場。宿舎からテレビで試合を見守っていた。
 今大会は不完全燃焼に終わった。1次リーグのドイツ戦、スペイン戦と金星を挙げた2試合は前半で交代。日本代表のW杯史上最年少ゴールも期待されていたが、達成はならなかった。次回、26年W杯については「4年は長いので、今日なにか言える話はない」とした。
 23年にはパリ五輪が開催される。久保は21年の東京五輪にエースとして出場したが、年齢を考えれば本来はパリ世代だ。すでにA代表で多くの経験を積んできたが「チャンスがあれば出たいなと思っている」と、意欲を見せた。
 大岩剛監督が率いるパリ五輪世代はレアル・マドリードの下部組織にいるMF中井卓大、FC東京のMF松木玖生ら有望株も多い。
 A代表と違って招集に協会側からの強制力はないが、久保の出場が実現すればメダル獲得も期待できる豪華メンバーになりそうだ。

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