ロッテの吉井理人監督
「(勝利した初戦の)ドイツ戦の采配は見ててすごいなと思った。最後に勝負を懸けて攻撃の選手をどんどんつぎ込んだ。ああいうのは勇気と準備がないとできないこと。特に短期決戦。ああいう思い切ったことができるように、自分もなりたいなと思った」

広島の新井貴浩監督
「すごかった。後から出た選手が、あれだけ活躍して(試合を決めた)。一丸となれるし、盛り上がる。勢いが付く勝ち方」と“ドーハの奇跡”を興奮気味に振り返った。

 日本代表は前半33分にPKで先制ゴールを献上したものの、追加点を与えなかったことが逆転勝利へとつながった。逆転に成功した後も、ドイツの猛攻をしのいで逃げ切った。「最後なんかシュートの雨あられ。冷や冷やしながら見ていた。(勝因は)やっぱりあの守備ですよね、守備。野球とダブらせて、後から出場した選手が“同点打”“決勝打”を打ったけど、そこまで“ピッチャー陣”がしっかり最少失点で頑張っていた、というふうに(見ていた)」と分析した。