0001ネギうどん ★
2022/11/30(水) 15:49:07.42ID:tAhHrSfV9「新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX」(以下FFX歌舞伎)は、2001年7月19日に発売されたスクウェア・エニックスのゲーム「ファイナルファンタジーX」(以下FFX)をもとにした新作歌舞伎。
劇中では、大いなる脅威・シンに脅かされる世界・スピラを舞台に、その世界に迷い込んだ少年ティーダ(菊之助)と、シンを倒すことを目的とした召喚士ユウナ(米吉)、そしてその仲間たちの旅路が描かれる。
製作発表会見には、菊之助、獅童、松也、彦三郎、梅枝、米吉、橋之助、吉太朗、そしてスクウェア・エニックスの北瀬佳範氏が出席。まず菊之助は、本作の制作が2020年3月にスタートしたことに触れつつ、「私自身、10年以上ゲームから離れていたのですが、ステイホーム期間中、過去にプレイして心に残っているゲームをもう一度やろうと思い立ちまして。そこで頭に浮かんだのが、2001年の発売当時にクリアしたFFXでした。再びプレイする中で、登場人物たちの諦めない姿勢が、コロナ禍や現在の世界情勢に向けた力強いメッセージになるのではないかと思い、新作歌舞伎の企画を立てた次第です」と話す。さらに菊之助自らスクウェア・エニックスに企画を送ったことを明かし、「コロナ禍で直接の対面がかないませんでしたので、ビデオレターを制作しました」と述べる。北瀬氏は「正直、FFXが歌舞伎とどのように融合するか想像もつかなかったのですが、ビデオレターを拝見すると、菊之助さんがゲームのテーマやキャラクターをしっかりと理解されたうえでお話しされていて。作品を預けるに不安のないお方だなと思い、お話を進めさせていただきました」と振り返る。
アーロン役を演じる獅童は「菊之助さんとの共演自体、10年ぶりぐらい。お話はお電話で直接いただいたのですが、作品への熱い気持ちを聞き、『菊之助さんに着いていきたい』と賛同しました」と明かす。さらに「すでに衣裳合わせは終わっているのですが、そこにも菊之助さんが立ち会ってくださって。衣裳はお互いに意見を出しながら作りましたので、袖を通したときはテンションが上がりました」とニヤリと笑う。シーモア役の松也は「FFXを歌舞伎化するというお話にはびっくりしましたし、同時にコロナ禍においても常に前に進もうとするお兄さんの姿勢に感動し、微力ながらも力になれればとお引き受けしました」とコメント。また「衣裳でビジュアル撮影したときは、高揚感がありましたね。実際に衣裳に袖を通すと、リアルに舞台上の光景が想像できましたし、出演へのボルテージが上がりました」と述べる。
彦三郎は、自身が演じる獣人・キマリの衣裳について「ご覧になった菊之助さんも喜んでくださって、再現度が高いと感じています。歌舞伎の要素もしっかりと入っていますし、ハマっているのでは。米吉さんと松也さんには写真を送ったのですが、米吉さんは爆笑、松也さんからは『誰?』と返事がありました(笑)。楽しみにしていただければ!」と話し、周囲の笑いを誘った。FFXの大ファンである梅枝は、合計で5回ほどクリアしたことを明かし会場をどよめかせつつ、演じるルールーの衣裳について「ルールー自体が色気のある大人の女性。衣裳は和服でありながら非常に色気があって、ひと目見て『あ、これはルールーだ』とわかるようなものになっています」と太鼓判を押した。
米吉は、演じるユウナを「まごうことなきヒロインでございます」と表現しつつ、「(菊之助が手がけた)新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』に初演から出演させていただいておりますので、お兄さんの意欲的なお姿はそばで拝見しておりました。なのでまた新作歌舞伎でご一緒する機会をいただけるのがうれしいですし、お兄さん演じるティーダとは恋心を抱き合う関係ですので、その共演も楽しみです」とコメント。さらに自身の衣裳について「ユウナは上半身の露出が多いのですが、さすがにそのままというわけにはいきませんので(笑)、工夫をさせていただき、歌舞伎らしい素敵な衣裳ができました。ユウナが魅力的であればあるほど、より物語が切なくなるかと思いますので、ビジュアルの再現度を原作に少しでも近づけられるよう、がんばりたい」と意気込みを述べる。
□ 出演
ティーダ:尾上菊之助
アーロン:中村獅童
シーモア:尾上松也
ルールー:中村梅枝
ルッツ / 23代目オオアカ屋:中村萬太郎
ユウナ:中村米吉
ワッカ:中村橋之助
リュック:上村吉太朗
ユウナレスカ:中村芝のぶ
キマリ:坂東彦三郎
ブラスカ:中村錦之助
ジェクト:坂東彌十郎
シド:中村歌六
全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/581eaac060464c17517a5c776f91f635693caef5