蝶野「オラエー!お前らほかにやつやついねえのかオラエー!おい、俺と天山か!」
永田、中西、鈴木健想、棚橋たちがリングに上がる
猪木「お前は怒(いか)ってるか?」
中西「怒(いか)ってますよ!」
猪木「誰にだ?」
中西「全日に行った武藤です!!」
猪木「お前はそれでいいや」
会場笑い
猪木「お前は?」
永田「全てに対して怒ってます」
猪木「全てってどれだい?」
永田「…」
猪木「言ってみろ!俺か!幹部か!長州か!?」
永田「上にいる全てです!」
猪木「そうか。テメエで気づかせろ」
会場爆笑
猪木「おめえは?」
鈴木健想「僕は自分の明るい未来がみえません!」
猪木「見つけろテメエでー」
会場爆笑
棚橋「俺は!新日本のリングで!プロレスを!やります!」
猪木「まあ。それぞれの想いがあるから、それはさておいて」
会場爆笑
猪木「なあ。テメエ達がホントの怒りをぶつけて、ホントの力を叩きつけるリングをお前たちが作るんだよ。オレに言うなー!」
(蝶野笑いを隠せない)
猪木「俺は三年四年だ、引退して。テメエ達の時代、テメエらの飯の種をテメエで作れよ!いいか!」