11/13(日) 14:03配信
スポニチアネックス

 「TOKIO」の元メンバー山口達也さんの元妻で、米ハワイでサロンを経営する実業家・高沢悠子さん(46)が12日、自身のインスタグラムを更新。10年前の写真とともに、当時「鬱(うつ)」に悩まされていたことを赤裸々に明かした。

 「この写真は約10年前の自分です」と記し、笑顔でピースをする10年前の写真を公開。「私はこの頃 鬱(depression)になった経験があります」と告白し、「私には当時 心を寄せていた人がいました。ある日その方が私にこんな言葉を言ったんです。それは...【なるようになる】と言う言葉 日常よく聞く言葉ですが その言葉は 当時の私にとって 突き放されるように冷たく 恐怖さえ感じる言葉に聞こえました。なぜなら その人に私は依存していたからです。この言葉に突き放された気持ちになり 精神がボロボロになり 私は鬱になりました」とつづった。

 「それから自分自身との苦しい向き合いが始まりました。いろいろなものを失い続け 人に騙され続けました。ずっと暗いトンネルの中を歩いているようで 自分の居場所がある 世界につながる出口に行きたいと願いを持っているのにただ毎日が苦しい...死を感じるほどの恐怖でした。とにかく怖くて辛くて涙ばかり流す日々でした。とにかく様々なことを勉強するしか自分を保つ方法がなく 本を読んだり資格を取ったり 未来を占う人を信じたり次々と何かに答えを探していました」と回顧。「そして私は【なるようになる】この言葉の本当の深い意味を 同時に探していました。それから様々なことを乗り越えて なるようになると言う言葉の意味が少しわかってきた気がしました。そして気づいたら 何年もの歳月が流れ 私もその言葉を人にも自分にも使うようになっていました。この言葉をポジティブな言葉として使っていました」と続けた。

 「そして今…私はこの言葉が大嫌いになってしまったんです。【なるようになる】この言葉を聞くだけで不快感を感じるような気持ちになりました。【なるようになる】もう二度と使う事はないでしょう。大嫌いな言葉。放任的な諦めに近い言葉。私は【なるようにする】という言葉の方が今の自分に強く優しく響きます」と高沢さん。「なぜなら人生の手綱を自分でしっかりと握れるようになったからだと思います。それは仕事や子育て友人関係などではありません。それはあくまでも自分の手綱の周りにいる人たち。では握った手綱はどこにつながっているのかというと自分自身の【心】です」とも。「時には子供たちや友人の手綱を一緒に握ることもあります。握ってもらうこともあります。しかし、それを誰かに委ねたり手を離す事は絶対にありません。正論や常識の中で生きていると周りに自分の手綱を委ねたり 一緒に握っている方が安心という気持ちになったりもします。でも、それを続けていると いつまでも正論や常識の外には出れない。どうなるかというと 人は可能性を失い自然は破壊されます。私は一生の時間を正論や常識という檻の中で手足も伸ばせずに生きたくない。衝動的な感情や直感やときめきを何歳になったって忘れたくない。自分の中の馬鹿な部分を大事にしたい」とした。

 「自分で自分の機嫌を取れず 人を攻撃したり 支配しようとしたり 有名人と知り合いだとか 自分は周りよりも優れているとか自慢ばかりして マウントを取りながら ただ孤独の中で生き続ける人に自分の手綱は絶対に握らせたくない。言葉が強く聞こえるかもしれませんが 本当に心の底からそう思っています。【成るように生きる】それが私の今です」と長文を締めくくった。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/4f65e6ff079744bdd0e2b473225a0557aa6617c7