テイクツー・インタラクティブは、『グランド・セフト・オートV』の販売本数が1億7000万本、「レッド・デッド・リデンプション」の販売本数が7000万本に達したことを発表した。
同社の四半期決算報告会で行った投資家向けプレゼンテーションで、両シリーズの販売本数が明らかになった。「グランド・セフト・オート」シリーズ全体としては3億8500万本以上を販売しており、そのうち1億7000万本が『グランド・セフト・オートV』によるものだという。

前回の決算報告会では「1億7000万本近く」だと発表されており、これは小さな増加であると@DomsPlayingは指摘している。また、『GTA5』が1四半期で約500万本を販売したことも判明した。テイクツー・インタラクティブの財政部長を務めるハンナ・セージはGamesIndustry.bizに対し、同社は『GTA5』の販売本数を500万本単位でしか更新していないと述べている。
『レッド・デッド・リデンプション』の販売本数は、前回の決算報告書から200万本増となった。『レッド・デッド・リデンプション』と『レッド・デッド・リデンプション2』を含むシリーズとしては、全世界で7000万本に達したという。
8月に、テイクツー・インタラクティブはZynga買収後のモバイル分野の未来に楽観的な見通しがあるとしていた。しかしBarronsは、世界経済の低迷とモバイル分野への支出の減少により年度見通しが引き下げられたことで、業績予測が下方修正されていることを指摘している。
それにもかかわらず、両シリーズは何年も業界の記録を塗り替えている。『グランド・セフト・オートV』は、エンターテインメント史上最速のわずか3日間で10億ドル(約1500億円)の売り上げを記録した作品だ。10年前の作品だが、現在も新世代機向けのパッチが配信されている。

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