2022/11/07 06:00

「直近2週間では投げ銭に関する動画だけは伸びていますが、他は1万~5万回くらいで再生回数は少ないわけです。いっぽう、Twitterなどでの威勢のよさから見てとれるのは、ゆたぼん自体が炎上商法だということ。これまでの動画を見ても、学校に行っている人に対して『国のロボットになってる』というような言い方をするなど、反権力的あるいは真面目に学校に行って勉強している人を上からバカにするようなことをやっていますよね。要するに、無理筋なところで喧嘩を売って視聴者を反応させ、自分に注目を向けるという炎上商法の初歩的なやり方を続けているのです」

「ゆたぼんのことが本当に嫌いな人は動画なんて見ない」と指摘する井上氏は、ゆたぼんの再生回数が伸び悩んでいる原因についてこう読む。

「15万人いる登録者数のなかで、仮に3万人が動画を視聴しているとすると、おそらくこの3万人はゆたぼんの賛同者ないし支持者だと思います。残りの12万人は『何が起きているんだ』『どんなYouTuberなんだ』と、野次馬的に見にきている人たちでしょう。現状を見ると、これまで野次馬的に見にきていた人たちが飽きてしまったのではないかと思われます。厳しいようですが、他の人気YouTuberと比べて企画力が乏しいですし、話している内容も“底が浅い”と思われがちです」

■「視聴者にしてみればほとんど得るものや教訓もない」「内容が薄すぎる」

実力不足が視聴者離れを引き起こしているようだが、いったい、どのような内容だったら多くの視聴者に受け入れてもらえるだろうか?

「真面目に『なぜ不登校なのか』『いまの小学生が学校生活のなかで抱えている問題は何なのか』といったことを説明したり、自分と異なる意見を持つ小学生と対談したりしていれば視聴者の反応も違ったのではないでしょうか。不登校というのは小学校だけでなく、さまざまな学校にもある問題です。学校と児童・生徒との向き合い方や関わり合い方について、『改善すべきところってあるよね』という問題提起をきちんと真正面からしていれば、視聴者も耳を傾けると思います。ですが、挑発的な言動を何度も繰り返しているため、『結局、この人ってそれしかないんだね』と飽きられてしまっているように見えます」

全文はソースでご確認ください。
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2149042/