10/23(日) 11:24配信
日刊スポーツ

立川志らく、テレ朝玉川徹氏の発言や謝罪に持論「今まで批判してきた人と同じような謝罪の仕方」

 落語家の立川志らく(59)が23日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に出演し、安倍晋三元首相の国葬に関する事実誤認発言で出勤停止10日間の謹慎処分を受けたテレビ朝日の報道局社員、玉川徹氏の件について、持論を述べた。

 番組では冒頭10分以上を使って、玉川氏の発言や謝罪について伝えた。志らくは「結局、玉川さんは、テレ朝の社員なんですよね。これが、フリーのコメンテーターだったらまた違った形になる」と推察。また玉川氏がレギュラーコメンテーターを務める「羽鳥慎一モーニングショー」の19日放送で、別室の報道フロアから「慢心とおごりがありました」などと謝罪したことについても、志らくは「あのおわびの仕方だって、あの人らしくないじゃないですか」とコメントした。

 MC東野幸治が「あの発言の何がどう間違いだったのか、とは言わなかった」と状況を補足説明すると、志らくは「玉川さんが今まで批判してきた人と同じような謝罪の仕方なんですよね。あの人らしくパンパンと(言わなかった)」と指摘した。

 志らくはさらに「我々、見る側は無責任だから、あの人のいいかげんな発言を面白がって見ていたんですよ。あの人から何か学ぼう、と思って、一生懸命勉強して、ってそういう態度じゃないですよ」と、玉川氏の存在について持論を展開。東野から「勉強になると思って見ている方もいるかもわかりませんよ」と言われても「中にはいるだろうけど、たいていの人は面白がって見てますよ。また変なこと言うんだろうなって」と、スタジオの笑いを誘った。

 志らくは「それが面白かったのに、それを真面目にしちゃったら、爆笑(問題)の太田(光)君みたいに、今何も言わなくなったらつまらないじゃないですか」と、受け手によって温度差があることも強調。「ワイドショーや情報番組は井戸端会議かよ、って非難されるんですけど、私は井戸端会議だと思っているんです。専門の人は呼ぶけど、我々コメンテーターは何の専門でもないわけですよ。いいかげんな話をして、思い付きでしゃべって、涙流した5分後にこのスイーツおいしい、って言ったりする。まともな感覚だったらやってられないですよ」と、TBS系情報番組でコメンテーターも務めた自身への自虐もまじえつつ、歯に衣(きぬ)着せぬ私見を展開。東野に笑いながら「TBSで何があったんですか」と突っ込まれていた。

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