ベンゼマ&バルベルデ弾でマドリーが250回目のクラシコに3−1快勝!バルサはリーガ初黒星で首位陥落

 10月16日、ラ・リーガ第9節の大一番、レアル・マドリー対バルセロナのエル・クラシコが前者の本拠地サンティアゴ・ベルナベウで開催された。

【動画】最後はベンゼマが左足を一振り!マドリーの先制点は圧巻のロングカウンターから

 記念すべき公式戦250回目(マドリーから見て100勝52分け97敗)となったこの伝統の一戦で、マドリーは故障中のクルトワに代わってGKにルニンを起用。最終ラインは右からカルバハル、ミリトン、アラバ、メンディ、アンカーはチュアメニでインサイドハーフがモドリッチとクロース。3トップは右からバルベルデ、ベンゼマ、ヴィニシウスが並んだ。

 対するバルセロナは、GKはテア=シュテーゲン、怪我人続出のDFラインは、右からセルジオ・ロベルト、故障から復帰したクンデ、エリク・ガルシア、バルデ。アンカーはブスケッツで、インサイドハーフはガビではなくデ・ヨングとペドリ。前線は、右からラフィーニャ、レバンドフスキ、デンベレを配した。

 先に決定機を作り出したのは、ここまで7勝1分けで並びながら得失点差で2位のマドリーだ。7分、モドリッチのサイドチェンジのパスから、メンディ→ヴィニシウスと渡り、シュートを放つも、DFにブロックされる。

 12分には、クロースがブスケッツのマークを振り切り、ヴィニシウスへ。ブラジル代表FWのシュートのこぼれ球をエースのベンゼマが流し込み、マドリーが先制する。

 バルサにビッグチャンスが訪れたのは25分。ペドリの展開からラフィーニャのグラウンダーのクロスに、レバンドフスキがファーで詰めるも枠に収められない。

 迎えた35分、マドリーはヴィニシウス→チュアメニ→メンディと渡り、最後はバルベルデが右足を一閃。追加点を奪う。
 
 後半に入って52分には、モドリッチの局面打開からベンゼマが左足でゴラッソを叩き込むも、オフサイドでゴールは認められない。

 流れを変えたいバルサは60分、バルデ、ブスケッツ、ラフィーニャを下げて、ジョルディ・アルバ、ガビ、フェラン・トーレスを送り込む。さらに73分にデンベレに代えてファティを投入したバルサは、77分にショートカウンターからファティが狙うも枠を外れる。

 すると83分、左サイドからのクロスをレバンドフスキがヒールで流し、フェランが詰めてアウェーチームが1点を返す。

 だ、後半アディショナルタイムにロドリゴのPKで突き放したマドリーが3−1で勝利。宿敵に初黒星をつけ、首位に返り咲いた。


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