2022年10月8日


『ヤマノススメ』新シーズンEDにアニメファン驚愕!「90秒の奇跡」「日本が誇る芸術作品」

近年稀にみる“大豊作”と言われている2022年秋クールアニメだが、その中でも『ヤマノススメ Next Summit』(TOKYO MXほか)に大きな注目が集まっている。第1話のEDで表示されたスタッフロールに、アニメファンたちは度肝を抜かれたようだ。


あのレジェンドがEDアニメを担当!?

同作は登山をする女子高生たちを描いた『ヤマノススメ』の、4回目となるアニメ化作品。事前の情報によれば1~4話まではこれまでのシリーズの総集編となっており、5話から完全新規ストーリーが放送される形になるそうだ。

そんな「ヤマノススメ Next Summit」がスタートし、第1話が放送されたのだが、EDのスタッフロールでは「エンディングアニメーション 吉成鋼」というテロップが。アニメファンの間でレジェンドアニメーターとして知られるあの吉成鋼氏が、1人でEDを手掛けたことになる。
吉成鋼氏といえば、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』や『魔法少女リリカルなのは』などの名作アニメで、いわゆる“神作画”と言われるアニメーションを残してきた。中でもゲーム『サクラ大戦3 ~巴里は燃えているか~』のOPで描かれた“フレンチカンカン”はまさに伝説。同ゲームが発売されたのは2001年だが、現代でも「アニメ界のオーパーツ」などと言われ、語り継がれている。


有名アニメーターが集結する「ヤマノススメ」

そんな吉成鋼氏が「ヤマノススメ Next Summit」のEDを担当し、SNS上では《ヤマノススメで吉成鋼が来るとは…》《吉成鋼さんが生命を生み出してる》《90秒の奇跡》《ED映像が素晴らしすぎる》《あまりにもつよい》《日本が誇る芸術作品が完成しちゃった…》といった声が。

他のアニメでは見られないキャラクターやツインテールの動きや、“動くイラスト”とも言えそうな温かみのある色彩が、アニメファンを魅了したようだ。

ちなみに「ヤマノススメ」シリーズには、過去にもさまざまなレジェンドアニメーターが参加してきた。有名なのは『ヤマノススメ サードシーズン』第4話の、松本憲生氏による1人原画回。シリーズを通しても珍しい“登山が全く関係ないエピソード”で、繊細な日常芝居が冴え渡っている。

また『ヤマノススメ セカンドシーズン』第17話は、『アブソリュート・デュオ』OPや『プリンセス・プリンシパル』の剣戟シーンなどでアニメファンを驚かせた江畑諒真氏が、1人で原画を担当していた。

本格的な登山知識やキャラクターの関係性などが「ヤマノススメ」のメインディッシュだが、有名アニメーターの“技”に注目してみるのもオススメだ。

https://myjitsu.jp/enta/archives/113010
https://youtu.be/XLpRbhmPozw