10/3(月) 17:03配信
スポニチアネックス

 HIKAKIN、はじめしゃちょー、東海オンエアらトップユーチューバーを抱える新興企業「UUUM」が3日、公式ホームページを更新。所属クリエーターへの誹謗中傷対策として、この1年間に対処した件数や状況について発表した。

 UUUMは、人気ユーチューバーやクリエーター約350組を支援する事業を展開。サポートを手掛ける動画チャンネルは1万以上にのぼる。インターネット上の誹謗中傷および攻撃的投稿からUUUM専属クリエイターを守るための「誹謗中傷および攻撃的投稿対策専門チーム」を設置して2年目を迎えた同社はこの日、2021年6月1日から2022年5月31日までの1年間の活動状況を報告した。

 「具体的対処件数」は1年間で64件と報告。中でも殺害予告やストーカー行為で犯人検挙につながったケースが2件、悪質な権利侵害で投稿者特定したケースは2件とした。また、チームの警告や通報によって削除に至った投稿の割合(削除率)は82.2%と発表。同社は「専属クリエイターに対する殺害予告やストーカー行為は増加傾向にありますが、犯人検挙につながったケースや、投稿者特定等、下記の通り実効性を明確に示す結果となっております」と自信を示した。

 また「本チームは多くの誹謗中傷投稿に対処しておりますが、クリエイターの個人情報や家族の情報までインターネット上に公開されてしまうようなケース、また、クリエイターのイメージ低下につながるような悪意ある画像改変(コラージュ画像)など、より悪質なケースも増加傾向にあると捉えております」と課題も上げ「今後も誹謗中傷等投稿の中で悪質なものに対しては、法的措置(発信者情報開示請求等)を含む断固とした姿勢で対処するとともに、対処する上での課題解決に向け、行政等への働きかけも積極的に取り組んでいく方針です」とした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/816703f5b9c942d1170ed7092c8c72b4b82a39d3