0001朝一から閉店までφ ★
2022/09/30(金) 16:14:14.90ID:CAP_USER9（左から）Ｍ・Ａ・Ｏ、山村響、笑福亭生喬、林家染雀、露の紫＝大阪市北区で
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上方落語が題材のアニメ「うちの師匠はしっぽがない」が、３０日のＴＯＫＹＯ ＭＸを振り出しにスタートする。大正時代の大阪を舞台に、人間を化かそうとしていたタヌキの「まめだ」が、術ではなく芸で人を化かす落語家・大黒亭文狐（ぶんこ）の話芸に感動し弟子入りする物語で、同名漫画が原作。主要キャストの声優と制作に協力した上方落語家たちが期待を語った。
見どころは、まめだ役の声優Ｍ・Ａ・Ｏが「本当に落語を聞いているみたい」と絶賛する落語シーン。笑福亭生喬（せいきょう）（５３）、林家染雀（そめじゃく）（５５）、露（つゆ）の紫（４８）が、大阪弁や言い回し、間の取り方などを指導した。
「声優は一つの役を演じるが、落語は一つの噺（はなし）にいろんな役が出てくる。人物の切り替えが難しかった」と文狐役の山村響（ひびく）。「遊山船（ゆさんぶね）」「寿限無（じゅげむ）」などが披露される。
落語家を目指すまめだの登場シーン ©ＴＮＳＫ・講談社／春来亭活動写真部
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女性落語家が多数登場する本作を、「他の落語作品と大きく違うところだが、違和感なく描かれている」と評すのは生喬。大阪天満宮など実在する場所も舞台で、紫は「大阪や（寄席の）天満天神繁昌（はんじょう）亭にも来てほしい」と聖地巡礼に期待し、
染雀は「何でも描けるアニメと背景も何もない中で表現する落語は両極の存在。アニメを見た人が落語も面白いと思ってもらえたら」と語る。３人は、お囃子（はやし）や時代考証にも関わった。
初回はＴＯＫＹＯ ＭＸが３０日午後１０時半。ＢＳ朝日は１０月２日午後１１時から放送。 （堀井聡子）
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