◆国際親善試合 日本代表 0―0 エクアドル代表(27日、デュッセルドルフ・アレーナ)

 日本代表はエクアドル代表に0-0で引き分けた。2-0で快勝した米国戦からシステムは4―2―3―1を継続したが、先発メンバーを総入れ替え。日本にとってはW杯メンバー発表前、
最後の一戦として臨んだが、勝利で締めくくることができなかった。両チームとも、自分たちの時間、リズムを作ったが、決め手に欠き、引き分けで試合終了のホイッスルが鳴った。

森保監督は「押されるシーンも多かった中、前半から選手たちが粘り強く戦ってくれて、自分たちのペースに持っていくことを辛抱強く戦ってくれた」と試合を振り返った。GKシュミットのPKでのスーパーセーブなど、
後半のピンチをしのいだ。指揮官は「最後、我慢強く続けていけば我々のペースに持っていける。最後にビッグチャンスがいくつかあったが、W杯を見据えて難しい戦いをどう自分たちのペースに持って行く、
勝ちに持って行くかを無失点に抑えながらよく頑張ってくれた」とたたえた。カタールW杯開幕まで残り2か月を切った。
代表絞り込みを行う指揮官は選手に「求めたいのは、ここからW杯にむけて、まずは所属チームでチームを勝たせる存在として存在感を放ってほしい。それが自然と代表の強化につながる。日常を頑張ってほしい」と呼びかけた。

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