9/16(金) 5:00
中日スポーツ

2022年のコンサートのBlu-ray+LiveCDをリリースするASKA

 歌手のASKA(64)がこのほどインタビューに応じ、約2年ぶりに開催した全国ツアーや今後の音楽活動などについて語った。

 10月5日に発売するブルーレイ&CD「ASKA premium concert tour ―higher ground―アンコール公演2022」はツアー最終公演(4月13日、東京国際フォーラム)を完全収録。“ASKA バンド 弦楽ストリングス”の三位一体による新しいサウンドなど、43年間の新旧23曲を収めた。

 ASKAは約5年前、4歳から18歳までやっていた剣道を約40年ぶりに再開して四段を取得。11月には日本武道館で五段に挑む。「声量が違うというのはたくさんの人から言われていた。剣道に復帰して体幹が年々上がり、喉にもすごい影響しているみたい。今後は音楽と剣道をずっと続ける」と“二刀流”宣言。「僕は趣味だから大谷(翔平)君に失礼。大谷君は早く総理大臣になってほしい。ボクは外務大臣。人をつなぐことが使命だから」とユーモアたっぷりに語った。

 10月29日には東京国際フォーラムでフルオーケストラとの共演によるコンサートを開き、12月には初のディナーショーも行う。年内に3年ぶりのニューアルバム発売の予定も明かしたASKAは「ミュージシャンを名乗っている間は新曲を書き続けたい。その時その時の自分が見せられるような構成のステージはこれからもずっとやっていく」と率直な思いを吐露。「再婚はいつしてもいい。一応、独身ですから。その時にはちゃんとお伝えします」と私生活の充実ぶりもうかがわせた。

 ASKAは最終公演の際にVR(仮想現実)用の動画撮影もしていたことを明かし、新しい形のライブ実現に取り組んでいることもアピール。コロナ禍でのツアー開催を振り返り「最終公演ではやり切ったという任務完了感と、これから前に向かっていく確信を同時に持てた」と胸を張った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/61fba5aa09eb2eb4c22ae8c590ce35578b4b66e4