社会 2022年09月12日 10時55分

 11日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、関口宏が安倍晋三元総理の国葬開催について持論を展開し、物議を醸した。

 安倍元総理の国葬決定後、毎週のように決定した岸田文雄政権を叩いている『サンデーモーニング』。この日は「賛否」とテロップを出しながらも賛成意見は全く採り上げず、国会周辺や新潟県新潟市、香川県高松市で一部反対者が声を上げる映像を流し、批判を続ける。

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 さらに、立憲民主党の泉健太代表が「佐藤栄作元総理が国葬ではなかった」と述べたことに触れ、国葬の見送りを決めた三木武夫元総理と関わりのあった前尾繁三郎元衆議院議長の側近の平野貞夫元参議院議員に取材し、「三権の了解が基本的にいると言ったらしい」と話す様子も放送。これを根拠に、「国葬はおかしい」などとフリップを交えて紹介した。

 岸田総理が「内閣府設置法が根拠で行政権の範囲内」と主張していることにも言及するが、関口は「国葬に対して反対意見がどんどん増えてきている。それでも、岸田さんとしてはそれを貫こうとしているのはなぜですか」とコメント。その後、例によってジャーナリストの寺島実郎氏や安田菜津紀氏が強硬に国葬について反対を表明。「賛成意見」を持つ人物を出すことはなく、一方的に国葬の開催を批判し続けた。

 関口の発言に
https://npn.co.jp/article/detail/200024000