2022年09月11日 01時31分
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 女優の真木よう子が10日夜、改めて「ハラスメント問題」について見解をつづった。

 真木は8日、インスタグラムで親交のある白石和彌監督、是枝裕和監督の名前を挙げ「ハラスメントでひとを傷つける様な人間ではありません」などと投稿した。一部ネットメディアで両者にハラスメント報道が飛び出したことを受けてのことと思われる。

 その後、当該投稿は9日に一旦削除。理由は「写真変更のため」で、この日、遠くを見つめる真木の白黒写真とともに改めて真意をつづった文章がアップされた。

 真木は「わたくしが申し上げたかったのは、事その事が起こったかどうかより、私の好きな人や慕っている人が何か間違いを犯してしまっても その人となんら関係のない人々が、よってたかってその人に言葉の石を投げつけていいことなど決してない。と、いう事です」と説明。

 続けて「この問題に限った事ではなく、ごく一部の釣りの様な記事に操られて、1人の人間を大勢で醜い言葉で拷問する様な場所を設けないで下さい」と要望。

 その上で「そんなつもりではなかった。では、遅いんです。同業者の命を返してと泣いて祈っても知らんぷりな神様なら放っておいて、面倒くさそうとか、お騒がせだとか、行き過ぎた正義感だとかなんとでもいってもらって構わないです。物陰に隠れて、事勿れ主義の傍観者で己の地位や名誉を守りに回る人間なんかになりたくない。私は愛してる人が幸せで笑顔なら、そこに、私がいなくても構わない」と心境を綴った。

 真木は今年7月、個人事務所「そよかぜ」の公式サイト開設を発表した際にも「もうこれ以上、芸能に携わる方の自死を耳にしたくない。その様な思いから、あらゆるネガティブな事から人として支え、守る。本来の事務所の在り方を弊社は徹底して参りたく存じます」と切実なコメントを出していた。