広島が8日の中日戦(バンテリン)で0―2と零封負けを喫し、連勝が5でストップ。これで最下位・中日には10勝13敗となり2018年以来、4年ぶりの負け越しが決まった。

 審判の判定に泣いた。0―0の4回一死二、三塁でカウント2―2から土田の投前へのスクイズを先発・森下はダイビングキャッチからのグラブトスで本塁タッチアウトの判定。しかし、立浪監督がリクエストを要求し、リプレー検証の結果、捕手の会沢が本塁前で左ヒザをついてブロックしたとしてコリジョンルールが適用されて痛恨の先制点を献上した。

 これが不運な決勝点となり試合後、佐々岡監督は「あれは最高のプレーだったし、別に(会沢は)ブロックをしているわけでもない。(映像を)見てもホームベースは空いているし、どこをどう見ているのか。審判によって見方が違うのか、そういうところが曖昧だったらこちらとしては困る。ちょっと納得いかないところはある」と疑問を呈した。

 倉バッテリーコーチも「審判が決めることなので」と言いつつも「ヒザをついた部分で、審判はブロックしたという判断でコリジョンを取られた。会沢は故意でヒザをついたわけではないので。送球がきてそのまま、間を空けてやっている。審判の判断だけ。裁量ですよね。はっきり言って突っ立って捕るしかない」と納得いかない様子だった。
東京スポーツ
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