0001征夷大将軍 ★
2022/09/07(水) 21:02:06.10ID:CAP_USER9https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/202209070000132.html
来年8月に行われる陸上の世界選手権(ブダペスト)の参加標準記録は、男子100メートルが今年の大会よりも0秒05速い10秒00に設定されるなど、多くの種目で引き上げられた。世界ランキングでも出場権は得られるが、世界陸連は来年から記録を公認する大会を精査する方針で、日本勢にも影響が出そうだ。
引き上げの一因には世界的な記録向上がある。今季、100メートルで9秒台を出した選手は4日までに30人に達した。既に昨季より6人多い一方で、日本勢は7月の世界選手権で7位入賞したサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)のみ。「日本で出場できる選手もかなり限られるのではないか」と懸念する実業団関係者もいる。
男子の5000メートルや1万メートルは日本記録を上回る設定となり、女子100メートル障害も12秒84から0秒06短縮され、福部真子(日本建設工業)が世界選手権でマークした日本新の12秒82よりも速い。ただ、決勝進出を目標に掲げる福部は「12秒78を出したところで、また準決勝どまり。そこは最低限出して、世界に挑まないといけない」と受け止める。
来年1月からは、世界陸連が定めた器具や計測方法で運営された大会で出た記録のみを世界大会の参加資格やランキングに反映させる新制度が始まる予定。大学や地方の記録会での成績は対象外となる可能性もある。日本陸連の山崎一彦強化委員長は「(小さい)記録会で出したような記録では、世界で戦えない。ある程度大きな大会で出さないと」と記録の“質”も求めた。