読売新聞2022/09/07 09:41
https://www.yomiuri.co.jp/culture/cinema/20220907-OYT1T50081/

映画監督の小林政広(こばやし・まさひろ)さんが8月20日、横行結腸がんで死去した。68歳だった。告別式は近親者で済ませた。喪主は妻、直子さん。

東京都出身。フォーク歌手、脚本家を経て1996年に監督デビュー。カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された「バッシング」(2005年)や、ロカルノ国際映画祭で最高賞の金豹(ひょう)賞を受けた「愛の予感」(07年)などを監督し、海外でも高く評価された。近年は「春との旅」(10年)「海辺のリア」(16年)など、仲代達矢さんの主演作を手がけた。