2022年9月1日 10時44分
https://www.cinematoday.jp/news/N0132092
https://youtu.be/43_Nh6ymnRQ

 「クマのプーさん」(A・A・ミルン著)をホラー実写映画化した『ウィニー・ザ・プー:ブラッド・アンド・ハニー(原題) / Winnie the Pooh: Blood and Honey』から、初となる予告編が公開された。誕生から長年、多くの人々に愛されてきたプーさんとピグレットが本作では激変。人間の血の味を覚え、美女たちに次々と牙をむいている。

 本作では、大学進学を期にクリストファー・ロビンから捨てられ、自ら食べ物を狩らなければならなくなったプーさんとピグレットが人間狩りに勤しむ姿が血みどろで描かれる。監督、脚本、共同製作を務めたリース・ウォーターフィールドは「彼らは動物のルーツに戻ったんです。彼らはもはや飼い慣らされてはいません。獲物を探し回りたいと望む、獰猛なクマとブタのようなものなんです」とVarietyに説明。ロバのイーヨーは、飢えたプーさんとピグレットにすでに食べられてしまっていることも明かしている。

 予告編は、青年となったクリストファー・ロビンがガールフレンドと共に「100エーカーの森」を再訪するところからスタート。しかし、すでにプーさんとピグレットは野性化していることが判明し……。ちなみに、本作は「クマのプーさん」が今年、パブリックドメインとなったことから実現。まだ著作権が切れていないティガーは登場しない。年内の公開が予定されている。(編集部・市川遥)