>>697
相対者(夫となる人)とは、合同結婚式会場の韓国『88スタジアム』で初めて出会った。農家の次男坊で頼りがいの無い感じの男性であった。

合同結婚式が終わり、すぐに地獄が始まった。

韓国東北部の実家での結婚生活は、まさに生き地獄であった。
実家には次男の自室もなく、洋子さんは豚小屋で寝起きをしていた。

洋子さんは片言の英語は話せたが、夫は無学で韓国語以外は話せない。会話も無ければ一家団欒の時間もない。時折、夫が訪ねて来て用が済むと出ていってしまう。

ただただ労働力としての日々。加えて現金収入の為に新聞配達を強要された。

こんな劣悪な環境にも拘わらず不思議な事に、唯一の“より所”は

「統一教会の教書を読む事です」

と語っていた。