俳優の綾野剛(40)がなぜかガーシー≠心配している――。

 主演するTBS日曜劇場「オールドルーキー」(日曜午後9時)の第8話が21日放送され、世帯平均視聴率が9・7%と前回から0・6ポイントダウンで、1ケタ台に突入した。6月26日放送の初回は11・2%でスタート。第6話で初めて9・5%と1ケタ台となり、第7話で10・3%と盛り返した直後の再ダウン。大ヒットドラマを連発してきた「日曜劇場」枠だが、3年半ぶりに世帯平均視聴率が1ケタ台で終わる可能性もある。

 好調なら視聴者から放送中に続編や映画化を求める声が寄せられるが、それもなし。それもそのはず。ドラマ開始前から暴露系ユーチューバーで参議院議員のガーシー(東谷義和氏)が綾野の女性関連≠フ暴露を連発。お蔵入り危機にも瀕していただけに、TBSは「とにかく無事に終わってほしい」と視聴率を気にせず平穏なフィニッシュを願っているという。

 日曜劇場初主演だった綾野とすれば、ガーシーに大激怒してもおかしくないが、なんと自分のこと以上にガーシーを案じているというのだ。

「綾野さんは困惑はしつつも、お世話になってきたガーシーさんの暴露について、ほとんど怒ってはいない。むしろNHK党の立花孝志党首に『洗脳されているのでは?』とまで心配している。これまでの付き合いから悪い人じゃないとわかっているだけに、立花党首の言動に不信感を持っている」(芸能プロ関係者)

 だが、怒りの矛先をガーシーではなく立花氏に向けているのは、綾野の所属事務所社長ではなかったか。ガーシーは自身の配信の中でそう明かしている。あるいは両者とも同じ心境なのかもしれないが…。

「ガーシーさんは30年近くタレントのアテンドやフォローをしてきましたが、『BTS詐欺』をきっかけに世話したタレントから手のひらを返され、暴露を決意した。その後、政治家を目指したことで今は『世直し暴露』などを掲げていますが、綾野さんは『なぜ?』という気持ちがあるんですよ」(前同)

 両者の着地点はいったいどこになるのだろうか。

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