山口裕起2022年8月8日 16時12分

 第104回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)の大会本部は8日、新型コロナウイルスの集団感染が発生した県岐阜商について、予定通り大会第4日(9日)の第4試合で社(やしろ)(兵庫)と対戦すると発表した。

 一部を改定した感染拡大予防ガイドラインに基づき、県岐阜商は登録選手18人のうち10人を入れ替えた。

 さらに試合前72時間以内に、新たに登録されたこの10人を含むチーム全員の陰性をPCR検査で確認した。

 県岐阜商は2年連続30回目の出場。開幕前日の5日、新型コロナの集団感染が発生したことが明らかになり、主将のみで行われた6日の開会式を欠席していた。

 大会本部は6日、集団感染が起きた場合でも試合ができる可能性を残すため、感染拡大予防ガイドラインのうち、「代表校の大会参加可否の判断基準」を改定した。

https://www.asahi.com/articles/ASQ884JT6Q88PTQP00Y.html