ヴァンフォーレ甲府は6日、中国サッカー・甲級リーグ(中国2部)の梅州客家足球倶楽部からブラジル人FWイゴールを完全移籍で獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。

 甲府のクラブ公式サイトには、以下のようにイゴールのコメントが掲載されている。

「ヴァンフォーレ甲府ファン及びサポーターの皆様、初めまして、イゴールです」

「日本のクラブへ10年ぶりに行きます。このチャンスを頂き、とても幸せです」

「自分が持ってる全ての力でチームに貢献したいです」

「早く合流し、皆様と一緒に目標達成に向かい頑張ります」

 現在29歳のイゴールは、ブラジル・リオデジャネイロ出身。2011年、トライアルを経て鹿島アントラーズとプロC契約を締結した。実父は、1990年代にJリーグでプレーしたアルシンド・サルトーリ氏。アルシンド氏も鹿島に所属していたため、クラブ史上初めて親子2代での所属となった。2012年に契約満了で鹿島を退団すると、以降は母国ブラジルのフラメンゴ、ブラガンチーノ(期限付き移籍)、レッドブル・ブラジル(期限付き移籍)、ヴォルタ・レドンダに所属。2017年には香港に渡り、大埔、R&F富力でプレーした。大埔在籍時には、香港プレミアリーグ年間最優秀選手に選出されている(2018−19シーズン)。2021年には、梅州客家足球倶楽部に加入した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6c023c8076e9b3f612381b7aa00fbb38f18dbf54