ルヴァン杯準々決勝の第1戦が3日行われ、神戸が福岡戦(ノエスタ)で1―2と完敗を喫した。

 福岡は新型コロナウイルスの感染者が多数出る非常事態に陥り、この日の試合はベンチ入りメンバーがわずか4人、そのうちフィールドプレーヤーは2人という満身創痍の状況で臨んだ。

 対する神戸はホームで圧倒的に有利な状況だったが、試合はまさかの展開に。前半44分にロングパスからFWジョン・マリにミドルシュートを決められて先制を許すと、後半13分にはMFルキアンに決められて0―2とリードを広げられる。

 窮地の神戸はMFアンドレス・イニエスタとFW大迫勇也を同時に投入。しかし後半アディショナルタイムに大迫が1点を返すのがやっとで手負いの福岡にホームで敗れる失態となった。

 神戸のまさかの敗戦にネット上では「アビスパマジですげえよ この状況で勝ったのは凄すぎる 神戸は恥すぎる」「控え4人しかいない蜂(アビスパ)に負ける神戸とかいう金満チーム」などと波紋が広がった。

 それでも神戸には、まだ10日に第2戦(ベススタ)が残されている。敵地でこの日の衝撃的な敗戦を払しょくする大逆転劇を見せるか。日本の銀河系軍団の底力が問われそうだ。

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