「水曜どうでしょう」テーマソングの樋口了一、俳優に初挑戦 自身と同じくパーキンソン病を患う役
2022年8月1日 5時0分スポーツ報知
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俳優に初挑戦する樋口了一
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 人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」のテーマソング「1/6の夢旅人2002」で知られるシンガー・ソングライターの樋口了一が、映画「いまダンスをするのは誰だ?」(23年夏公開、古新舜監督)で、俳優初挑戦することが31日、発表された。主演を務め、映画と同名の主題歌も樋口が歌う。

 仕事一筋で家庭を顧みなかった主人公がある日、若年性パーキンソン病と診断され、ダンスを通じて生き方を見つめ直していく物語。樋口は09年頃から声が出しづらいといった体の不調を感じ始め、12年にパーキンソン病を公表。現在も闘病しながら音楽活動を続けている。

 初挑戦での大役に樋口は、「実は映画主題歌のお話を先に頂いていたのですが、主演の話を聞いた時は正直驚きました。歌のオファーであればいくらでも応えられるのですが、映画の出来を左右する主演というのはうれしくもあり、無理だろうという思いもありました」。同じ病気で悩む役どころに「撮影の中で僕自身の病気の症状も出るかもしれませんが、当事者だからわかることが伝えられたら」と意欲を語った。

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