今年でソロデビュー35周年を迎える歌手の工藤静香さん(52)に、内田敦子キャスターがインタビュー。35年間活動してきた現在の心境、さらに2人の娘への思いを語ってくれました。

工藤さんは、1987年にアイドルグループ『おニャン子クラブ』からソロデビュー。シングルは8作連続で1位を獲得するなど、デビュー当初から“大人っぽい”魅力で人気となりました。

――ソロデビュー35周年、おめでとうございます。35年という年月を振り返ってどう感じています?

工藤:35年という月日があっという間だった気もしますね。

――デビュー当時、35年後のご自身を想像できていましたか?

工藤:全然想像してないです。だって当時の40歳くらいって、すごい年齢に感じていた。

■セルフカバーは「今の私で歌いなおして聴きたい」というファンからの声
初セルフカバーアルバム『感受』

工藤さんは、35周年を記念した初のセルフカバーアルバム『感受』(発売中)を発表。ファンからのリクエストをもとに選曲された、『慟哭』や『嵐の素顔』など、これまでの名曲を再収録しています。

――どうして今セルフカバーアルバムを発表したのですか?

工藤:今の私で歌いなおして聴きたいっていう声が、ファンの方からあがっていたんですね。歌詞は同じなんですけど、アレンジが変わったり、年齢も変わっているじゃないですか。そういう意味でも歌の表現の仕方とかが変わってきますね。

■2人の娘が「私がどういう人か」知ったのかは5年前の30周年の時
現在52歳の工藤さん。プライベートでは、2人の娘の母親という顔も持っています。

――2人の娘さんは、どんな存在ですか?

工藤:自分の命より大切な者。大切な2人。

――ケンカをしたことは?

工藤:ありますあります。割と激しいですよ!笑

――お子さんの小さい頃に、(自身の)映像を見せたり歌を聴かせたりはあったんですか。

工藤:一切ないです。子供たちが私がどういう人かっていうのをちゃんと分かったのは、(5年前の)30周年記念の時に初めて、『ママってそんな人だったの!?』『1位とか取ってたの!?』って言われて。あ〜、ちょっとねって言った。

■『どれか一つ保てるよ』って言われたら、迷わず“声”
――今後の活動で大切にしていきたいことは何ですか?

工藤:『どれか一つ保てるよ』って言われたら、迷わず“声”っていいますね。容姿とかはしょうがないですから、若い子と比べられても。声を保っていければ、歌えるかなとは思いますね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f3483e7a71d9bebc5f5d012201c4e1e95dae98d5

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