ブライアン・イーノ 17年ぶりのヴォーカル・アルバム発売 新曲MVあり
2022/07/29 01:00掲載(Last Update:2022/07/29 03:27) amass
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ブライアン・イーノ(Brian Eno)は、17年ぶりのヴォーカル・アルバムをリリースします。タイトルは『FOREVERANDEVERNOMORE』で10月14日発売。このアルバムから新曲「There Were Bells」のミュージックビデオが公開されています。

ビデオは、2021年8月に弟のロジャー・イーノと共にアクロポリスで行ったコンサート映像を使用しています。この曲は、現在の気候の非常事態を意識させるもので、このテーマはアルバム全体を通して取り上げられています。コンサート当日のアテネは気温45度にまで昇り、周辺部では山火事も発生した状況に、イーノは「我々はここ、西洋文明の発祥の地にいますが、おそらくその終わりを目撃していると思いました」とコメントしています。

イーノがヴォーカルを担当したアルバムをリリースするのは2005年の『Another Day On Earth』以来。新作にはウエスト・ロンドンにあるプライベート・スタジオでレコーディングした全10曲を収録。

2021年8月に世界遺産であるギリシャのアクロポリスで行われた、11年ぶりのライヴ・パフォーマンスのために作曲した「There Were Bells」「Garden of Stars」のスタジオ録音と、環境問題への取り組みを目的にロンドンで開催中の展示会『BACK TO EARTH』のために制作したオーディオ作品から「Making Gardens Out of Silence」も収録されています。

このアルバムには、長年のコラボレーターであるギタリストのレオ・エイブラハムズ、音楽家兼ソフトウェア・デザイナーのピーター・チルヴァース、ヴォーカリストのクローダ・シモンズ、音楽家のジョン・ホプキンスに加え、弟で音楽家のロジャー・イーノ、娘のセシリー・イーノとダーラ・イーノが参加しています。

本作はドルビーアトモスでの配信も決定しています。

(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)

■『FOREVERANDEVERNOMORE』

1. Who Gives a Thought
2. We Let It In
3. Icarus or Bleriot
4. Garden of Stars
5. Inclusion
6. There Were Bells
7. Sherry
8. I’m Hardly Me
9. These Small Noises
10. Making Gardens Out of Silence

ブライアン・イーノ(ヴォーカル、プロデュース)
レオ・エイブラハムズ(ギター)[1, 3, 4, 6, 7, 9]
ダーラ・イーノ(ヴォーカル)[2, 8]
セシリー・イーノ(ヴォーカル)[4]
ロジャー・イーノ(アコーディオン)[4, 6]
ピーター・チルヴァース(キーボード)[4]
マリーナ・ムーア(ヴァイオリン、ヴィオラ)[5]
クローダ・シモンズ(ヴォーカル)[9]
ジョン・ホプキンス(キーボード)[9]
キョウコ・イナトメ(ヴォーカル)[10]


●Brian Eno - There Were Bells
https://www.youtube.com/watch?v=-gH-acWKpNY