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高知東生が秋葉原無差別殺傷事件で「犯人をかばう気持ちはないが、彼も悲しい人生だなと思う」


 俳優の高知東生(57)が27日、ツイッターを更新。死刑執行が発表された秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大元死刑囚(39)について「犯人をかばう気持ちはないが、彼も悲しい人生だなと思う」とつづった。

 高知は「秋葉原事件の犯人の死刑執行。ご遺族の気持ちは刑が執行されても晴れるものではないと思う。その悲しみは想像すらできない」と、遺族の胸中をおもんばかるとともに、「犯人をかばう気持ちはないが、彼も悲しい人生だなと思う。親から教育虐待を受け、社会でも居場所が見つけられず、弟も自殺」と、加藤死刑囚の生い立ちや境遇にも思いをはせ、「事件の背景について十分な検討がなされることを願う」とした。

 秋葉原無差別殺傷事件は2008年6月に発生。加藤死刑囚が東京都千代田区の歩行者天国にトラックで突っ込み、3人を殺害し、2人にけがをさせた。さらにダガーナイフで刺して4人を殺害し、8人に重軽傷を負わせた。